チト蔵も、謙光も大好きだけれど
四天宝寺で一番好きな組み合わせは白石と金ちゃんなのかもしれない。
恋愛とか、そういう見方じゃなくて関係性が好きです、白石と金太郎。

白石にとって金ちゃんはある意味聖域であると思うんです。
自分が汚しちゃいけない、この子が他人に汚されてはいけないと思ってる。
純粋無垢な金ちゃんを見て、どうかずっとそのままでいてくれって願ってる。
自分が汚いと思う世界も金ちゃんには綺麗に見えて
自分がつまらないことも金ちゃんには楽しい世界で
太陽みたいな金ちゃんを心から羨ましいと思う白石がいると思います。

はくりと白石と金ちゃんについて話していたんですが、
大人になって同世代の人達に「現実見ろや」って言われて酷く傷ついて「なんでなん･･ワイは楽しく生きたいだけなのに･･」って泣いちゃう金ちゃん想像して切なくなりました。
それでも、昔の仲間達は大人になっても変わらないまま笑っているから金ちゃんも笑っていられるんだなぁと思うと私まで幸せな気持ちになりました。四天はいい･･･
自分の気持ちを分かってくれない人間ばかりがいる場所に居て苦しくなる金ちゃん。
「なんでアイツら分かってくれへんのやろ、あんな所嫌や･･！」
「金ちゃんはそのままでいてええんやで？大人に分かってもらえなくてもええんや、金ちゃんは金ちゃんでおったらそれでええよ」
「白石ぃ････」
「俺は金ちゃんが変わらないでおってくれて嬉しかったで」
（せやから、世界を変えんといて）

白石にとって、金ちゃんは太陽。
自分がどう頑張ろうと絶対にたどり着けない聖域にいるのは金ちゃんで、その眼が映すすべての世界を見たい白石。
一定の距離を保ちつつ、絶対に踏み入れることのできない聖域。自分も入れないし、他の人も絶対に入れさせないと思ってる。金ちゃんを汚い世界から守ってる一人は白石なのだと思います。

そんなことを悶々と考えていたら泣きそうになってきました。
本当に白石と金ちゃんが同じ学校でよかったなあ。